こんにちは
『太陽の子』という小説を読みました。
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あの、三浦春馬さんが出た『太陽の子』の原作だと思って、予約したんです。
でも、全然違った。ちなみに映画のほうはまだ観てません。
でも、それでよかった。なぜなら…。
でも私は読後感が軽いものより、重いほうが好き。なぜなら読み終わった後に色々考えることができるから。
あらすじを書くのは苦手なので、ブックデーターベースさんのを引用します。
ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。
詳しいあらすじはこちら
あ、1000文字くらい書いたのに、消えちゃった…。マジか。時間ないぞ、今日。しゃーない引用という手段を使ってでもとに戻そう。
もやもや
キヨシはかつての不良仲間から、グループを抜けた制裁として殴打を受ける。キヨシは抵抗せずに耐えていたが、沖縄を侮辱する言葉を聞いて相手を傷つける。
重傷を負ったキヨシは入院して二度にわたる手術を受けた。キヨシが回復に向かうと警察が事情聴取に病院に来る。過去の前科があり、今度も相手に傷を負わせているという理由だった。
居合わせたろくさんは「警察は公平な立場」「沖縄も関係なく法の前には平等」という警官に根元しかない左手を見せ、日本兵の命令で幼いわが子をこの手で殺し集団自決に参加したことを告げて、これでも平等と言えるのかと尋ねると警官は沈黙した。
もやもやの原因のうち1つ。
なんで、個人のやったことは裁かれて、国家のやったことには沙汰されないだろう?
そりゃ、国家のやったことには、公安が出るのかもしれない。でも、公安の上なんだよなぁ、国家。多分。
あ、マンガ『オルフェウスの窓』にこんな台詞があったなぁ。
国家という得体のしれない化け物の前では、個人の生命や尊厳などいかに脆いことか
今日、図書館に返すけど、また借りよう。いつか…。
私、主人公のふうちゃんみたいに、まっすぐ、鋭く物事を見れていない。