こんにちは
モンゴメリの『青い城』を読みました!
2周目です。
この時に予約して、先々週読みました。
以前、書いた感想は…。
ずっと,生きているけど,死んでいるような生活を送って来た,ヴァランシー(29歳)が心臓病で余命一年の宣告を受けます。
ヴァランシーは「本当に死ぬのは,やだ!」みたいな感じで,本当にやりたかった事に挑戦します。
髪型を変えたり,結婚したり,引越したり,勇気を持って発言したり。
「本当に死ぬのは、やだ!」じゃない気がしてきた。「死ぬのが嫌」というより…なんだろう?生きたい…幸せになりたい…?
ヴァランシーが死んでいたような生活を送ってきた理由は、「毒親」…圧政するタイプのフレデリック夫人のもとで育ったから。
フレデリック夫人はヴァランシーを愛してはいない。なぜならヴァランシーは「男の子」でない上に、「美人」でもないから。
ヴァランシーの美点はことごとく潰され、「みっともない」と言われ続け、美人でなんでも出来る従妹と比較され続け…。
おまけに「ドス」と呼ばれている。カナダでの印象は知らないけど、日本語を母語とする私にとっては物騒な渾名としか受け取れない。「ドス」だよ!犯罪臭漂う渾名。
で、余命1年と診断され…。
その後、引っ越して、死にかけている親友の看護に行ったり…。その親友、幸薄だったんです。
その親友は彼女のことをこう言いました。
ああ、ヴァランシー、あなたはあたしにとってかけがえのない人よ。
とても口では言いつくせないわ―でも、神様があなたを祝福してくださるわ。きっとそうよ―"あなたにふさわしい方法で" ね
このあと、親友は亡くなり、ヴァランシーの人生は更に変わっていくんです。良い方に。
そんな話。
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