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三浦綾子『道ありき』

 こんにちは

 

 クリスチャン作家として有名な三浦綾子さんの自伝、『道ありき』を読みました。

 

 当たり前ですが、『氷点』『塩狩峠』などの要素のようなものを感じました。

 

 結納を交わした直後に肺をやり、お布団の住民に。婚約者は度々見舞いに来たが、後に破談。病身の中、会った人を通じてクリスチャンに。『塩狩峠』の藤子さんを連想。

 罪の意識、というものが薄かった。『氷点』の夏枝さんや陽子を連想。

 

 177ページと短かったものの、色々と考えさせられました。

 以前、聞いた「誰が自分の隣人か?」でなく「自分は誰の隣人か?」という話を思い出しました。

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