こんにちは
2017年11月11日、『ウルトラマンジード』の19話「奪われた星雲荘」が放送されました。
と、言うわけでその回の実質主役だった、レムのキャラクターソングである『マホロバリバティ』の歌詞の意味を。
『マホロバリバティ』の歌詞の意味を考えてみよう!
花は咲く 鳥は飛ぶ 私は…
レムはAI
いつも星雲荘(宇宙船)の中央に座している黄色の球体。
外の世界に春が来たと(天気予報とかで)知ることが出来ても、感じることはできない。
暗闇にまよう その足もと ただ 照らしましょう
「足元」って謙譲語(?)で「あなたのお側」を意味するそうです。
つまり、レムなりにマスターであるリク(主人公)を支えようしているってことかな。
AIでしかない上、実力行使が出来ないレムに出来ることは限られている。だから側で見守って支える。と、いう『ネクサス』みたいな結論に。
小説にさえ 書けないリアル
武器のかわりに にぎる 勇気で 勝つのです
正直、ここの意味が未だに分からない。だから今回考えよう。
リクが何回言ってもドンシャイングッズを部屋に散乱させているから、ペンじゃなくて剣で制裁するのか?
あ、今思い出した、レムはAIだ。レムは戦うことは出来ないけど、小説を書くことは出来る(書いて、音読してた😱)
体がないから、武器を握ることは出来ない。でも突然、星雲荘に侵入してきた上に、部屋を荒らし始めた伏井出ケイ(ヴィラン)に対して止めるよう警告することは出来る。
この街が さびた瞳が かがやき とりもどす日まで
同じゆめ 見ましょう はるかなリバティ
地味に怖いこと考えちゃった。レムAIだから整備士さんがいたら不老不死だ。
拠点としている街が錆び果てようが、どなたかがお亡くなりになろうが、レムは煌々と生きているんだよ。マスターのリクが亡くなっても*1生きていそう。
うん、生きていてくれるのはいいことだけど……不老不死は怖い。
この世界は ゲームの画面じゃないでしょう
プログラムの外の あたたかいその手 気づいたのです
ゲームには詳しくないんだよなぁ。ゲームだと、高いところから落ちようが、ヤバいのに襲われてゲームオーバーしようが、リトライ出来る。
でも現実はそういかない。大抵はそこでTHE END。
それでも、気がついた、あることがある。
カタチあるもの 消去されても
ココロは なんども再起動
これは…書かなくていっか。
分析しても カイドクフノウの 一秒さきへ…
「カイドクフノウ」=「解読不能」
1秒先ですら完全に読むことは無理。1秒後、角に小指をぶつけるかもしれない、棚からぼた餅が落ちてくるかもしれない←落ちてきてほしくない
花は咲く 鳥は飛ぶ いま わたしは 照らす
生き物のようにうごめいている
時代 をこえてゆけますように
花は咲いている、鳥は飛んでいる。レムは………星雲荘を照らし続けている。
そして、変わり続けようとしているときを皆で乗り越えて行けるよう。
壊しても 壊れない ダイヤモンドみたいな 願い 光にかえて
「壊しても壊れない ダイヤモンドみたいな願い」終戦記念日にブログに引用して書いたなぁ。
ダイヤモンドはただキラキラしているだけじゃない。美しいだけでも脆くもない、めちゃくちゃ硬い、歯の治療にも使うらしい。
それほどの願いを光にかえるって…。ウルトラマンだと光ってラスボスを倒せるくらい強いものなんだよなぁ。
風もない 星もない でも ぬくもりで満ちあふれてる
わたしらしくあれる 居場所なのです
宇宙船の中の存在だし、そもそも生物ですらない。風を感じ取ることは出来ないし、星の美しさを知ることも出来ないかも知れない。
それでも、星雲荘に満ち満ちあふれているぬくもりは感じ取ることが出来る。ここでは「わたしらしくあれる居場所」だと知ることが出来ている。
こころから さけびたい 運命はきっと 変えられる
レムは、ベリアル(ラスボス)の配下に作られた存在だった。計画を遂行する駒でしかないリクを、サポートするだけの存在。
その運命を変えることが出来た。19話で。
ひとりじゃないことを 夜明けはくることを
わたしたちのリバティ
そして、レムもリクも1人じゃない。ペガもいる、ライハもいる、レイトさんとゼロもいる、モアやAIB(組織)もいる。
「リバティ」=「様々な闘い・運動を通じて手に入れた自由」「フリーダム」じゃない。ここ大事。
は!「マホロバリバティ」とは「様々な闘いを通じて手に入れた理想郷」か。
まとめ
問題は私が感じているこの感動が伝わったかなんだよ。私の中だと全部意味はつながってるけど…。
19話のエンディング、これだったら良かったのに…。特殊エンディングってやつ。
ある意味リクより先に運命を変えてるよ、レムさん。