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〜君の笑顔 それは希望〜 また『ウルトラマンR/B』を観た話

 

 こんにちは

 

ウルトラマンR/B』とは、2018年、つまり4年前に放送されたウルトラマンです。

 放送当時は賛否両論。と、いうか「微妙」という評価が多かった。今は少しずついい評価が増えて来ているけど、「微妙」という意見も未だにある。

 そんな作品。

 

 最近、『ウルトラマンネクサス』を再視聴しました。

palette-7.hatenablog.com

 

 その時の記事に「次すすめる作品のハードル上がったかも、と思いつつ『ウルトラマンR/B』をすすめました♫」と書いたんです。

 

 で、先々週くらいに観終わりました。

 ↑記事にするのが遅すぎる

 

 迷ってたんですよ。記事にするかどうか。

 最新でもなく、注目を集めている作品、という訳じゃない。世間並みな感想しか書けないのに、わざわざ書く意味があるのか…。

 でも、ネタ切れしたり、『ウルトラマンタイガ』を観始めたり、色々あり書くことにしました♪

 ジーッとしててもドーにもならない!!

 ↑違う作品だけど。

 

 まず、何から書こう…。とりあえず、『R/B』の主題歌である『Hands』と、EDの『夢飛行』を聞きながら書こう。

 

ウルトラマン、はじめます

 

 キャッチコピーは「これは俺たち兄弟の物語。ウルトラマン、はじめます」冷やし中華か!?

 ウルトラマンって、そんなにサラッと始めるものだっけ?

 

 コミカルな音楽が流れる中、「イテッ」「何すんだよ!?」「あっ」が飛び交う戦闘シーンって…。
 どこぞの社長に、戦闘スタイルにダメ出しされるウルトラマンって…。
 どこぞの社長にヒーローとしてのウルトラマンという立場を取られたウルトラマンって…。
 ダメ出しする際、メタい発言がぽんぽん飛び出るどこぞの社長って…。
 ウルトラマンオーブに憧れて、人工的(?)ウルトラマンになったどこぞの社長って…。
 地球の危機だというのに、饅頭を手土産に「頼もー」と、道場破りだか賄賂だか分からんことを仲良く企てる3兄弟って…。

 

 緩い、緩いよ、本当に。
 ツッコミどころがこんなに出てくる時点で…ね。

 

 でも、それが『R/B』の面白さのうち1つ。でも、『ネクサス』の世界だったら終わってた。

 

 

これは兄弟の物語

 ウルトラマンは2人。
 ウルトラマンロッソとウルトラマンブル。

 

 ウルトラマンロッソの正体は、湊家の長男であるカツミ。
 ウルトラマンブルの正体は、カツミの弟であるイサミ。
 劇場版で登場するウルトラウーマングリージョの正体は、カツミとイサミの妹であるアサヒ。

 

 あれ?ここ、どう書いたらいいんだろう?40分も悩んでるぞ。書いては消してを繰り返して。

 

 兄弟の物語だというのはハッキリしている。それもはっきりと表現されている。でもどう書くんだ?兄弟らしさがあまりにもさりげなく表現されているから、どう書けばいいのか分からんぞ。

 よし、次。
 ↑ちゃんと書かんかい!!

 

これは家族の物語

 これは、さっきのより書きやすそう。

 

 この2人の家は5人家族。

 Tシャツ屋を経営している、デザイナーのお父さん(湊ウシオ)
 行方不明になった、科学者のお母さん(湊ミオ)
 Tシャツ屋を手伝っており、イサミを大学に進ませる為に野球選手の夢を断念した カツミ
 宇宙考古学の研究をしている、大学生のイサミ
「ハッピー」が口癖で、明るい未来を信じる、女子高生のアサヒ

 

 序盤は、2人とも、カツミもイサミも「ウルトラマンだ」ということは黙っていたんですよ。心配させないために、迷惑をかけないために。

 でも、急に様子が可怪しくなったカツミとイサミを心配するんですよ。お父さんとアサヒちゃんが。

 そして、怪獣が出て、行方が分からなくなったカツミとイサミを探していたアサヒに、正体がバレたんです。

 

父の背中を越えていけ

 地球爆発宣言が出たあと、お母さんが突如戻って来たんです。

 でも、お母さんの様子がおかしい。地球爆発宣言を出した人の変身アイテムを持ってくるよう言ったり、兄弟に腹パンして変身アイテムを強奪したり…。

 

 彼女の望みはカツミとイサミ、家族を守ること。

 そんな彼女は行方不明中にある未来を見たんです。

 

 ラスボスとの戦いでロッソ(カツミ)とブル(イサミ)が死ぬ未来。

 

 そんな未来、カツミとイサミを喪う運命に耐えられないミオさんは、戻ってくることが出来たあと、運命を変えようとしました。

 まずは、変身アイテムを使って、異次元空間へのゲートを開き、ラスボスを異次元に追放しようとしました。が、失敗。

 次は、別な方法で異次元空間へのゲートを開き、自分ごとラスボスを追放しようと。

 全ては、カツミとイサミ、家族、町の人を守るため。誰も喪いたくないから。

 

 でも、それはカツミ・イサミも一緒。
 15年も行方不明だったお母さんがようやく戻ってきたのに、またいなくなる。

 大切な人を喪うことに耐えられないのは、みんな同じ。

 

 そこで、ずっと子どもたちの側にいたお父さんが一言。

「子どもは思っているよりもずっと大人」「いっしょに暮せば分かるよ」

 

 カツミとイサミも、「母さんが見た未来は1つの可能性だ」「未来は1つじゃない」と。そして、ビュンっと変身して行きました+アサヒの力を借りてラスボスを倒しました。

 

これはアサヒの物語

 作中に多くある謎のうち1つが、カツミとイサミの妹であるアサヒの正体。

 1話のラストで唐突に登場し、以降も度々、不審なシーンが。

 一家の持ち物に、思い出の品にアサヒのものがない。アルバムにアサヒがいない。母子手帳もない。でも、みんなの記憶にアサヒはいる。

 そのことに、お父さんが気づき、アサヒに訪ねました。

 

「君は誰だ?」と。

 

 怒ったアサヒは家出。湊家の末っ子で、仲良し家族だったのに、急にこんなこと聞かれちゃあね。

 そして、鯛焼きをヤケ食いしていると、美剣サキという女性に出会いました。会話の中から、「証拠を見つけろ」と言われていると受け取ったアサヒは、自分が何者なのか証拠探しのため帰宅。

 しかし、湊一家の一員という証拠が見つからない。

 一家の持ち物にも、思い出の品にも、アルバムにも。母子手帳もない。でも、妹としてと一緒に育った記憶はある。

 

 カツミとイサミも、ようやくそのことに気づきます。

 

 そして紆余曲折を経て、アサヒが何者なのか分からないけど、それでも家族だという結論になり、一旦ハッピーエンドになりました。

 

 

 そんなアサヒの正体は…。あれ?文脈的には大丈夫だよね?これ?いや、アウトか?でも長くなるからいいか。

 クリスタル

 クリスタルとは、優しさの化身(by.お父さん)

 ミオの、お母さんの一部。

 お母さんが忘れていた明るい未来を信じる想いの化身*1

 

 

 

 

 

4年ぶりに観た感想

 以上が『ウルトラマンR/B』のあらすじネタバレ

 

 この度完走した際の感想は…「なんで評価されないんだ?」
 そう本気で思うくらい、素敵なドラマ。

 

 ただ、昔からのファンの方は…どうなんだろう?

 

 「序盤では弱いウルトラマン」というのはいたんですよ、『ウルトラマンレオ』とか『ウルトラマンメビウス(?)とか。
 コミカル・テイストなウルトラマンは『ウルトラマンタロウ』がいる。
 兄弟ウルトラマンも『ウルトラマンレオ』だな、レオとアストラ。あとウルトラ兄弟
 べらべら喋るウルトラマンもいる。誰とは言いませんが…。ニュージェネに結構います。
 ファミリードラマのウルトラマンは……『ウルトラマンタロウウルトラマンA???ウルトラマンナイス』かな。

 これを全部合わせたのが、『ウルトラマンR/B

 

 しかも、着物警察ならぬ、ウルトラマン警察もいる。

 意味違うのは、100も承知ですが…ハイリスク・ハイリターンじゃん
 昔からのファンにウケるかウケないか。

 

 でも、『R/B』から入ったという、新規のファンは結構いらっしゃたみたいです。私、ウルトラマンにハマってから最初にリアタイで観たのが『R/B』でしたもん。だから、それから2年くらいウルトラマンにハマってたんだな。

『R/B』の根底に流れる暖かさに惹かれたんだろうなぁ。メビウス』も然り。

 

 あと、初心者ウルトラマンが「ウルトラマンの使命」を知り、成長していく物語に。お互いを想い合う、家族の物語に。

 

 そして結末。
 1人いなくなったけど、また家族のもとに戻ってくることができた。そして、最後は店開きをするお父さんとカツミ、学校に行くイサミと朝日、仕事に行くお母さん。いつもの日常を、笑顔で、朝日の当たる中。

 

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時にぶつかりあい すれ違ったとしても
大丈夫 知ってる
今日も、幸せ願ってる

疲れたら 帰ってきて
変わらず ここで待ってるから
もっと強くなれる 守るものがある
だから走り続ける

いつまでも たとえ離れても
ねえ 君を見守っているよ ずっとずっと
繋がってる

 

 

 うん、4年前にリアタイしたときと比べると成長したよ、私。

 思ったことを、荒削りだけど、形に出来たから。積み重ね、これ大事。

 

 

 

 

 それにしても、『R/B』で未だに納得いかないことが1つあるんですよ。

 なんでアサヒは「」クリスタルなの?!

 愛染マコトを連想するよ!!

 

*1:「なぜ人間になったのか」という、指摘される点については私の解釈ですが、どうぞ。

 

「子どもたちを側で見守りたかった、守りたかったというお母さんの想いの化身」

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