こんにちは
『ウルトラマンネクサス』を再び完走しました。
今回思ったことは、
「表現の方法が異色でも、伝えたいことは王道」
私が思った『ウルトラマンネクサス』の伝えたいことは、
- 憎しみでは絶望から立ち上がることは出来ない
- 絆は光
- 絆は受け継がれるもの
- 前に進む勇気
- 憎しみに打ち勝つのは愛
表現方法、
※ネタバレ注意
- メタフィールドを張る。つまり市民に見られないため、守るため新国立競技場みたいなシールドを張るんです。そのシールドを張ると現れるのは殺風景な荒野のみ。
- 大抵のドラマでは欠かせない立ち位置にあるキャラクターが…(ネタバレになるので伏せます)
- 防衛軍が冷酷
- ウルトラマンに変身するのは主人公じゃない
- ストーリーが暗い上に、重い
- 登場する怪獣のやることがグロい
- テンポが悪い(描写が丁寧)
- 画面が暗い
傍から見たら欠点にしか見えないんだろうなぁ…。でもこの表現方法だからこそ、輝くんですよ、テーマが。説得力が凄まじい。行動が伴っているから。悲しいことに…。
ちなみに今回は兄弟と一緒に観ていました。
前『ウルトラマンZ』をおすすめして、その流れで「次何観る?」という会話を経て、「色々とヤバいから」という理由で『ネクサス』をオススメしました。
大好評でした。
初期は主人公が嫌いだったそうです。分かるよ、なよなよ してる癖に理想論ばっかり唱えるから。でも、中盤で主人公が急成長して…しかも「挫折→成長」の流れが自然だった。
最終回を観た後に感想を聞いたら、「『メビウス』より面白かった」とのこと。『メビウス』はウルトラマンの中だと最高峰みたいな扱いだったので。
「次すすめる作品のハードル上がったかも」と思いつつ『ウルトラマンR/B』をすすめました♫
自然に張り巡らされた伏線。それが回収されていく様は爽快でした。
あ、そう言えば私が最初に見たウルトラマンは『ベリアル銀河帝国』2010年の作品。つまり私はニュージェネレーションの0.1歩手前から入った世代。
それが、『ドラゴンボール』のmadを通じて「英雄」を知って、「英雄」を通じて『ウルトラマンネクサス』を知って…。
一応、私女なんだけどなぁ…。