こんにちは😃
「アドルフに告ぐ」を読みました。
面白かったと同時に悲しかったです。
※ネタバレ注意
アドルフ(カウフマン)はドイツ人と日本人のハーフ。日本で生まれ育ったけど、父親はナチスに属している。
アドルフ(カミル)は籍はドイツ人だけど、ユダヤ人。ドイツから日本に亡命してきた。
この2人が3歳の頃に親友に。
でも,10歳くらいの頃にカウフマンの方が,ドイツのAHSに行くことになって…。
「ユダヤ人を嫌いになりたくない」って理由で家出までしたのに…。
カミルの方も婚約者(エリザ)の事で,カウフマンと仲違い。
カウフマンもナチスが終わったら、ユダヤ人への敵対意識からパレスチナのゲリラに。
カウフマンが殺されて,カミルもテロに巻き込まれて亡くなった後峠さんがイスラエルまでやってくるんです。
峠:わしはね
物書きでしてね。
わしが若い頃に神戸で付き合っていたご主人と もう1人
アドルフ・カウフマン
それと…
ある文書がもとで
わしの一生を
くるわせた
アドルフ・ヒットラーと
3人のアドルフ
についての思い出を書いとるんです。
(中略)
エリザ:でも主人は
名もない軍人ですわ
たいした人生も
送っておりませんし
峠:いや…
わしは
この物語を世界中の何百万
といるアドルフ名の
人間に読んで
もらいます
題も
「アドルフに告ぐ」と
するつもりです。
その何百万もの
アドルフが息子たちに読ませる…
そして その息子が
孫のアドルフに…
やがて世界中の何千万の人間が…
正義って
ものの
正体をすこしばかり
考えてくれりゃいいと
思いましてね…
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
ポチッとお願いいたします🌈
UnsplashのDavid Holifieldが撮影した写真