本日2度目の記事です。
ネタバレも含むので注意(まだ読んでいない方は特に)。
面白かったです！
「こち亀」みたいにワハハってなる面白いじゃないけど(何故ここで「こち亀」がでる？)，好みが分かれるかも知れないけど。
ユリウスに注目して見ていたから，ユリウスがロシアに行って，舞台がオーストリアになった時「もう出ないのかな」と少しショックでしたが，ロシアのバイオリニスト，アナスタシアが登場したとき，希望が，，，！
アナスタシアと言えば，ロシア編でも登場してきて，演奏旅行に行けない！みたいな事になった時，「じゃあ何でオーストリアに居たん？」って思いましたが。
目眩しか！
それからクラウス(アレクセイ)からの「おめでとう」ってやつも繋がりました。
ただ，シベリアに行った後，アナスタシアどうなったんだろう？
ユリウスも幸せになれて良かったね。
って思うと，，，。
アレクセイが，，，目の前で，，，，，，，。
しかも，，，その，，，ショックで，，，，，，。
娘さんだけでも助かって欲しかった。
しかもラストで，ユリウスが死んだ事を誰も知らないの⁈って事で一瞬ショックでしたが，発想を変えたら楽になりました。
ユリウスが死んだ事を聞いた後にダーヴィドの心の声，イザークが窓を見るシーン。
じゃあヤーコプの鍵投げるやつは？と言うと，現在と過去を混ぜたとか？
「きっとうまくいく」みたいな。
印象に残ったセリフ。
ぼくは
人間でありたいんだ知性と．．．勇気と精神力で現実というやつを組みしだいていける人間でありたいんだどんな恐ろしい事実の前でも屈服しないよ力の限りにふみとどまってみせるよ
何のシーンかって言うと，，，
ユリウスがアレクセイを自分の過失(？)で亡くして，更に死産して，正気じゃなくなった*2。
けど，6年たって，全ての元凶となった物を(自らの意思で)見に行く時，ダーヴィドに「無理することはないんだぞ」って言われた時に，返したセリフです。
読み終わった後，ティッシュ一枚が必要になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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